三菱レイヨン・クリンスイ

三菱レイヨン・クリンスイ社は、三菱ケミカルホールディングスグループの浄水器・生活環境に関する製品等の販売を担当する企業です。クリンスイ浄水器（アンダーシンク型、蛇口直結型、据置型、業務用）、中空糸膜モジュール、アルカリイオン整水器、浄軟水器、窓貼用フィルム、病院・工業用途向け防塵マット、工事、人工炭酸泉製造装置、医療用途向けメディカル装置を取り扱っています。三菱レイヨン・クリンスイ社は、1983年に、ダイヤメラ（株）として、医療用具、医療用品、医療製品及び、その他関連製品の製造、加工と、輸出入、浄水器の売買を目的に設立されました。1985年に、ダイヤメディックス（株）に商号を変更。1995年に、エムアールシー・ホームプロダクツ株式会社に商号を変更。2003年に、三菱レイヨン（株）から「クリンスイ」の営業を譲渡されました。2005年（平成17年）に、三菱レイヨン・エンジニアリング（株）から人工炭酸泉製造装置に関連する営業を譲渡されました。2009年に、三菱レイヨン・クリンスイ（株）に商号を変更しました。三菱レイヨン・クリンスイ社のクリンスイ浄水器は、中空糸膜フィルターを導入しています。中空糸膜とは、ストローのような形状のポリエチレン素材で、壁面には無数に開いている微細な孔（あな）があり、この孔（あな）を通すことで液体を濾過します。そのろ過能力は大変高く、0.1マイクロメートル（1万分の1）を超える物質を通しません。クリンスイの中空糸膜は、ジュースの色素や、水道水に含まれる雑菌や赤サビも取り除いてしまいます。厚生労働省が示した水道水の水質基準では、大腸菌が要の指標として上げられています。大腸菌の大きさは、およそ0.5Ｘ1.0～3.0マイクロメートル。0.1マイクロメートルの粒子も通過させないクリンスイの中空糸膜フィルターは、大腸菌も高度に取り除く浄水能力を持っています。